こんにちは!
転職活動や入院やらいろいろあり、全く更新ができていませんでした…
今回は「TRN SHELL」のレビューをしていきます。
今までTRNのイヤホンは持っていなかったのですが、ドライバー構成が気になりすぎて思わず購入しましたw
リハビリも兼ねてレビューしていこうと思います
製品評価
まずは「TRN SHELL」のおすすめなポイントといまいちなポイントをまとめます。
おすすめポイント
- キレのある低音とキラキラとした高音、それらに埋もれない中音のバランスが絶妙
- 音の粒が細やかで繊細でありつつも、ドライになりすぎないニュートラルな音質
- 交換用のノズルが3種類あり、好みの音質やバランスに変更できる
- プラグ変更可能なケーブルで、手軽にバランス接続が楽しめる
- イヤーピースも多く同梱されているなど、値段に対する開封体験はとても良い
いまいちポイント
- 音場はそこそこといった感じでそこまで広いわけではない
- 筐体が重めなので、人によってはフィットしないかも
- 後述するが、赤色(高域向け)交換用ノズルの音質変化量が乏しく、変えるメリットを感じづらい
では以下で詳しく書いていきましょう。
製品概要
2017年に中国で設立されたイヤホンメーカー「TRN」から発売された、ダイナミックドライバー3基+平面駆動ドライバー1基を搭載したイヤホンです。
なんだこの変態ドライバー構成は…(誉め言葉
だからこそめちゃくちゃ気になったんですがw
このチャレンジングなドライバー構成こそ「TRN SHELL」の一番の魅力でしょう。
加えて3種類の交換ノズルが付属しており、自分の好みの音質に近づけることができます。
「TRN SHELL」はAliExpressで定価$99.99ですが、2025/04現在セール価格の$58.99で購入できます。
製品のパッケージ構成等
パッケージ構成


うん、デカい。
この価格としてはかなりデカく、期待感を煽ってくれますね。
そして箱を開けると中にはイヤホン本体とキャリングケースがお目見え。
輝くイヤホンとシックなキャリングケースで高級感もばっちりです。
付属品

付属品は本体と交換ノズル2種(1種は初めから本体に装着済)、ケーブル、交換プラグ2種(3.5mm、4.4mm)、イヤーピース5種です。
付属品も豪華ですねぇ…
イヤーピース5種って初めて見たよ。
ケーブルはプラグ交換式なので、手軽にバランス接続できるのもいいですね。
本体


本体はSHELLの名にふさわしい貝殻形状です。
そしてキラキラと輝く金属筐体で高級感もありますね。
ノズルは3種類あり、公式によるとそれぞれ以下の特徴があります。
ノズルによる音の違いはレビューで詳しく書いていきます。
画像だとわかりづらいかもしれませんが、デフォルトで装着されているのが緑ノズル、画像2枚目左が赤ノズル、右が黒ノズルです。
- 緑ノズル
リファレンスとなるサウンド
- 赤ノズル
幻想的な雰囲気のサウンド
- 黒ノズル
透き通ったサウンド
レビュー
試聴環境は以下の通りです。
DAC:Androidスマホ(Galaxy S23 FE)+AKLIAM PD5
イヤーピース:JVC スパイラルドット++
ケーブル:付属ケーブル

まず装着感について。
ノズルの太さは普通なので好みのイヤピで問題ないと思います。
フィット感については良好で、特に違和感は感じませんでした。
ただ筐体の重みが結構あるため、人によっては浅めのフィッティングだと不安定になる可能性があります。
次に3.5mmプラグでデフォルトの緑ノズルで聴いてみます。
サラッとてややドライな音質で全体的なバランスはとれているの印象。
ですが、全体的に音が近く高音が暴れ気味で曲によっては刺さる印象です。
これは4.4mmプラグに交換することで劇的に変化しました。
音の輪郭がスッキリして音の近さも程よくなり、暴れていた高音も刺さらないギリギリまで伸びる平面駆動ならではの透明感のある音に変わりました。
ここからは4.4mmプラグでの評価です。
低音は響くというよりはキレがありタイトですが、しっかりと芯のある音で下支えしています。
中音は高音や低音に比べるとやや控えめですが、埋もれることはなくバランスよく鳴っています。
ボーカルはやや前に出てくる印象で、生々しさを感じられます。
解像感についても、それぞれの楽器の音を見渡すことができ、定位もしっかりとしています。
ただ音場としては広くはなく、音はやや近くで鳴るためにサラッとした音質でありつつ若干の迫力を感じる点に違和感を感じる方もいるかもしれません。
次に各ノズルを聴き比べていきます。
ノズルの種類 | 音質 |
---|---|
緑ノズル | リファレンスという名の通り、全体のバランスが取れている |
赤ノズル | 緑ノズルに比べ、以下の変化がある ・音がシルキーになる ・低音がやや奥に、高音がやや前に出てくる ・中高音の音の響きや伸びが出る |
黒ノズル | 緑ノズルに比べ、以下の変化がある ・音が濃密になる ・低音のアタック感が増す |
個人的にはサラッとしつつも音のアタック感の増す黒ノズルが好みでした。
あと赤ノズルは聴き始めに、「これ違いあるか…?」と思ってしまうくらいには違いがわかりづらかったですね…
正直使い分けるなら緑と黒のノズルで十分だと思いますw
リケーブルについては、付属ケーブルで十分満足な音が鳴っているので個人的にはあまり必要には思いませんでしたが、空間表現をアップさせたい人は試してみてもいいかもしれません。
まとめ
「TRN SHELL」は他にないチャレンジングなドライバー構成でありながら、全体のバランスはしっかりと取れており、そこからノズルで自分好みに微調整ができるという魅力的な製品です。
様々なイヤホンを開発してきたTRNならではの力量を感じますね。
セール価格にはなりますが、1万円前後で付属品含めてここまで完成度の高い製品はなかなかないんじゃないでしょうか…TRN恐るべし。
平面駆動の伸びやかな高音とキレのある低音で、音楽を「楽しめる」製品だと思いますので、気になった方はぜひチャレンジしてほしいと思います。
お読みいただきありがとうございました!